こんにちは、はまハチです。
JSB1000クラスのレースに続き、CBR250Rカップです、
ピットの移動もないまま次のレースの準備を進めます。
いつもは陽気な高林選手も、
決勝レースが近づくと無口になります、
やっぱり、ライダーはレース前には緊張をするのです。
ピットロード待機中です、
この後にピットアウトをしてコースを一周してグリットに並びます、
大丈夫、私たちには応援と力をくださるみなさまが一緒です。
33台エントリーで予選18番手で18番グリットスタートです、
先ほどまでJSB1000クラスを走っていた吉道選手も、
速攻で着替えて、ダッシュでお手伝いに来ています、
「ボクなんでも手伝いますっ!」
ううん? どうしたぁ? 妙に良い子になっているなぁ。
スタート前でスタッフの退去が告げられます、
後は任せた、高林選手、がんばれ。
写真をご覧になってお分かりになりますか?
後ろに見えるのが、スプーンコーナーの出口です、
TVとかでは分かりにくいのですが、かなりの上り坂になってます、
グリットに並べているマシンも気を抜けば後ろに下がってしまいます。
グランドスタンド前のメインストレートは下りですが、
裏のストレートは、途中まではかなりの上り坂です、
鈴鹿サーキットは、平坦な所が極端に少ないサーキットです、
ライン取り、勝負どころが難しいがゆえに、
鈴鹿サーキットは、名勝負のあるサーキットなのです。
スタートの合図と共に、上手くスタートをしました、
大きく遅れる事もなく、上出来上出来です。
250のバイクとはいえ、非力な部類に入るCBRです、
CBR250Rカップは、改造範囲も少なくマシンの差が少ないです、
上手に前走者の後ろ、スリップストリームを使えるか、使えないかで、
周回タイムにかなりの差が出ます、ほとんどが数台の集団になります。
とはいえ、遅いマシンに引っかかると簡単には前に出れません、
勝負どころも決まってきますので、高林選手のセンスに任せます。
決勝レース29台中で、13番手から18番手の集団の中を走ります、
5、6台の中、周回ごとに順位を入れ替えながらのレースが続きます、
さながら、GP125、今で言うMOTO3の様な展開になります。
最終ラップで、17、18番手あたりで最終ラップに入って行きます、
15位まではポイント圏内になります、
一周で2台抜けるか? 厳しいか? ドキドキの最終ラップです。
数台のマシンが、スプーンコーナーを立ち上がり、
フィニッシュラインに駆け上がって来ます、
フィニッシュライン通過時点で、ギリギリで前に出ました、
15位フィニッシュです、第一戦に続きポイントを取りました。
見ている方もドキドキですが、走っているライダーは、
私たち以上にドキドキの展開と勝負をしています、
次回に展示会などで会う機会があれば、
そういったレースのお話などもライダーさんに聞いてみてください、
一段と身近に、バイクやレースを感じる事が出来ると思います。
お疲れさま高林選手、良くがんばりました。
よろしければ、今後とも、
みなさまの応援、よろしくお願いします。 m(_ _)m