CBR250Rのタイヤのお話  

はまハチ

2013年04月08日 16:10

こんにちは、はまハチです。




先日の鈴鹿のレースのCBR250Rカップのマシンへ、

ご質問をいただきましたのでお答えします。


CBR250Rカップは、ワンメイクレースにより、

タイヤの指定があります、ダンロップのa13を使っています、

ラップを巻いているのは、痛みを抑えるためです。




右も左もエッジギリギリまで使っています、

旋回と加速時でトラクションのかかり具合が違いますね、

タイヤの減り具合、痛み具合で走り方が見て取れます。




タイヤマーキングにより、

決勝時のタイヤと分かってもらえると思います。


フロントブレーキパット、リアブレーキパット、

共にノーマルを使っています。




リアサスもノーマルです、スプリングレートは、11.0Nです、

イニシャルは、全抜きです、

取り付けで2ミリ上げています。




フロントフォークもノーマルです、

スプリングレートは、0.80Nです、

イニシャルは、全抜きです、

突き出しを3ミリにしています。


リアに対してフロントタイヤは、余裕ありありです、

変にハンドルをこじる事もなく、上手にリアで旋回しています、

その辺りは、ライダーさんの技量が高い事を現しています。


新しい車体なりの渋さなのか、サスが硬いのか、

イマイチ判断をしかねていますが、

もう少し動かす方向が正解かもしれません。


車体姿勢と前後バランスで、サスセッティングは、

フロントで2、リアで0.5ぐらいでしょうか?


走り終わったマシンを確認していますが、タイム的に、

ここはこうした方が、0.1は縮まる?

ここはこうした方が、0.1は縮まる?

ここをこうすれば、0.1は縮まる?

ここをこうすれば、0.1は縮まる?

これをこうすれば、0.1は縮まる?

などなど、改良部分を見つけています。


「バイクの街 浜松」から参戦のマシンは、

次の鈴鹿のレースために、コツコツと進めています。



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